白米はデザート。

白米は必ず最後に食べます。

3ヶ月悩んだ結果セイルチェアを買ったら幸せになりました

ruru8net.hatenablog.com こちらに引き続き今回は椅子を買ったお話です。

結論

ハーマンミラーのセイルチェア(フルアジャスタブルアーム/ランバーサポート付き)を買いました。
store.hermanmiller.co.jp

背景

過去に在宅勤務用の椅子は2回買っていたのですが、どちらもネットで見かけたお手頃なものをなんとなくで買っていて、特別悪くもないのですが使っているうちに気になるところが出てきました。
やっぱり腰周りがなんか落ち着かなかったり、座面クッションとの相性なのか長時間座ってるとお尻が痛くなってしまいました。

会社での椅子がオカムラコンテッサ セコンダで、最初は当たり前のように座っていたのですが在宅勤務が始まりあの椅子はめちゃくちゃ良い椅子だったんだなと実感しました。そしてちゃんと椅子を探そうと決意したのが今年の7月くらいです。

前提

  • 色はホワイトがいい
  • 出せて20万
  • アームレストをちゃんと使いたい

ハーマンミラーエルゴヒューマンオカムラ

良いオフィスチェアって何があるかなぁと調べるとこのあたりのブランドがまず見つかります。 ただネットで見てるだけだと値段以外の違いが全くわからないのと、それなりの高い買い物になるので試座は絶対にしたいと思いました。

新宿の大塚家具に通う

オフィスチェアの試座ができる場所は都内に割とあります。WORKAHOLICにも行きたかったのですが予約が埋まってるらしく2ヶ月先とかでした。
新宿の大塚家具は特に予約などもなく気軽に行けて良かったです。気軽に行きすぎて5、6回行きました。

第一候補

初めて大塚家具に行って最初に座った椅子がアーロンチェアマスタードのミネラルでした。
まず見た目に惹かれ、座り心地も良く20万出してこれなら良いのかもしれないと思いました。
あとは色々な椅子に座ってみて、その日は候補として

あたりに魅力を感じてここから選ぼうと思いました。

試座して気づいたこと

自分が小さい

前述の通り自分の身長は154cmで、オフィスチェアはこの身長に合うようには作られてないということをつくづく思いました。
そんな中で体格によってサイズが選べるアーロンチェアはめちゃくちゃ惹かれました。

アームレストの調節具合

自分の体格でキーボードを打つ前提でアームレストを使おうとすると、あまり良い位置に持って来れない椅子が多いことがわかりました。
自分の作業姿勢が比較的脇を締めているのでそれに合わせようとするとアームレストが出来るだけ内側に来てほしいのですが、座面の大きいオフィスチェアだとそうはいかず難しかったです。

アームレストの調節ならハーマンミラーのエンボディチェアが最強だなと思いました。

www.hermanmiller.com

自分は好みの色がなく、デザインが刺さらなかったので候補にはしませんでした。

白が少ない

エルゴヒューマンは価格に対して機能が豊富で最初惹かれたのですが好みの白色がありませんでした。
先ほど挙げたエルゴヒューマンフィットのホワイトフレームは気になりましたがWORKAHOLICでのみ試座できるとのことで、悩んでいました。

欲しい機能が定まらない

アーロンチェアは見た目やサイズ感が好みだけれど、これの半分の値段でエルゴヒューマンならオットマン付きが買える...?と思うと決められずにいました。またコンテッサは会社で使っていて信頼度が高いのもありと求めるものがブレブレで絞り込むことができませんでした。

いったん家でyoutubeを見まくる

試座での感覚とそれ以外の情報収集のためにyoutubeで比較動画をひたすら見ました。
あと購入記事とかもたくさん見ました。
こういうのを見てると、あれこれってそんな機能があったんだ?とかそこも見るのかみたいな新しく気付けることがあってそれを確認するためにまた大塚家具に行って、と通うレベルで椅子を見に行ってました。

ヘッドレストなし、前傾、仕事用

あらゆる情報を踏まえたうえで改めて自分の欲しい椅子がなんなのかを見直して整理しました。

ヘッドレストは自分にはなくてよかった

2回目に買った椅子はゲーミングチェアの形で頭まで支えてくれるタイプでした。ですが在宅勤務中は後ろで髪の毛を結ぶことが多く、ヘッドレストを使おうとすると邪魔になって全く使ってなかったことに気づいたのです。これ本当に盲点で、ヘッドレストはあるほうが絶対いいって思ってたのですが、自分にはなくていいじゃんと気づけました。実際なくて全く困ってないです。

前傾派だった

椅子の座り方には前傾と後傾があることを知り、自分の仕事の様子を観察しました。まずは後継にしようと背もたれに背をつけて仕事をしてみるのですが気づくと背もたれを使わず、前傾姿勢になりがちでした。そのため前傾機能がある椅子が良さそうと思うようになりました。

仕事用なのでくつろぎ機能はいらない

椅子を選ぶ基準として前傾か後傾か、そして仕事用なのかくつろぐこともできるようにしたいのかで椅子の選択肢が大分変わるらしいです。くつろぎたいとなるとヘッドレストとかリクライニングの角度とかオットマンとかそういう機能も視野に入ってきます。自分も機能はあるならあるだけいいじゃないと思ってましたが、欲しい椅子は仕事に苦なく集中できる椅子だと再確認しました。
くつろぐのは人をダメにするソファが家にあるのでそっちでやればいいのです。

ほぼアーロンチェアに確定だったのだけど

あらゆる候補を集約するとアーロンチェアマスタードのミネラル Aサイズでほぼ確定でした。
それを確信しようと再び大塚家具で試座をしました。

で、そのときに1つ気になってしまったことがあったのです。

座ってリクライニングをしようとしたところ、背もたれを倒すには結構しっかり足を踏ん張って背中に体重をかける必要があって、ちょっと硬い?これじゃあ自分の体重だけでは倒せないし使えない...?と思ってしまいました。(設定は1番緩くしていた)
セイルチェアではそんなことはなかったのですごく不思議でした。今思えば私の使い方のせいとかたまたまかもしれないのですが気になる点を残したまま椅子の購入には踏み出せず、また振り出しに戻ることになりました...

セイルチェアとシルフィー

前傾は確実に欲しかったので改めて候補しぼるとこの2つになりました。

アーロンチェアにばかり目がいっていてセイルチェアが候補になかったのですが、元々も見た目はいいなぁと思っていました。
シルフィーも座ってみた時の腰回りの調節機能がとても良く、あとアーロンチェアやセイルチェアと違ってリクライニングの固定ができます。リクライニングの可動域も広めでした。

またエルゴヒューマンも前傾はあるのですが、座面高(追記に詳細あり)が他のよりも高く候補から外しました。

アームレストが決め手でセイルチェアに

セイルチェアとシルフィーはどちらも座り心地が良く本当に迷いましたが、最終的にアームレストで決めました。
シルフィーのアームレストの可動域では正直自分の置きたい場所には持ってくることができず、これだとアームレストを使わなくなってしまうなぁと思いました。
セイルチェアも最初アームレストが合わないと思っていたのですが、フルアジャスタブルアームにすると3D方向に調節ができてこれなら使えそうと思えました。ですのでセイルチェアに決め10月にセイルチェアを購入しました

購入時の余談

白が良く最初座面はムーンシャドウを求めたのですが納期が3ヶ月と、ここまできてもう待てるわけもなく在庫のあるフェザーグレーにしました。店頭で見たのもフェザーグレーだったので特に問題はなかったです。
Yahoo!ショッピングのWORKAHOLICで購入し3日後に届きました(早い!嬉しい!!) store.shopping.yahoo.co.jp

セイルチェアを2ヶ月使ってみて

まずぱっと見がいいです。ガジェットとか全般に言えますけどやっぱ見た目が好みというのは結構大事だなと思います。

座面が良い

値段のする椅子は座面のクッションが良いみたいです。
前までは1日座ってたらお尻が痛くなってしまっていたのですが今日まで一切ないです。
特別固いわけでも柔らかいわけでもなく絶妙だなと思いました。

前傾サポートが良い

集中するときに前傾にするとちゃんと背もたれが腰を支えてくれます。これが本当にありがたい。
前景機能のおかげか腰痛もここ最近全然気にしたことないです。

フルアジャスタブルアームがいい

セイルチェアでアームを使いたいならフルアジャスタブルアームは必須だと思いました。
自分は座った時に1番外側に開いて、アームパッドを内側、手前にスライドさせた状態で使うのがキーボードを打つ時にベストポジションです。

ランバーサポートはあって良い

セイルチェアの形状からランバーサポートの必要性はあるかのか?言われたりもしますが自分はあったほうがより腰周りにフィットする感じがします。
あと背もたれが柔らかくずっと使ってたら形状変化しそうなので、そういう意味でもつけといたら安心かなと思ってます。

おわりに

今回セイルチェアを買って使ってみて、値段ではなくとにかく自分に合った、納得のできる椅子を使うことが大事だなと思いました。あと見たり座ったりしてテンションやモチベーションが上がるというのも大事。

たくさん悩みましたが自分に合う椅子を買えて幸せになれました。

追記:座面高の話

座面高も最初気にしていました。
www.bauhutte.jp
こちらで調べると38cmと言われましたが、38cmまで下がる椅子は本当にないので座った感覚で選ぶことにしました。 セイルチェアは最低42.5cmで特別低くはないみたいなのですが自分が前傾気味で使うからか、座面を一番下げて足の裏をぺたっと床につけることができてちょうどいいなと思っています。
高さ60cmの机にも合っています。
よく言われてますが店頭で座るときは靴を履いてるのでその厚さをちゃんときにしておかないと家で座った時にあれ?っとなるらしいです。自分は大丈夫でした。